社内外にIT利活用の提案を行うFuture made コンサルティング合同会社 IT担当の宮原です。
まずは「伸び盛り企業会議2020」について 出典: 日経イベント&セミナーより抜粋
日本経済新聞社主催の「サービス産業におけるIT活用の成功事例」や「IT導入補助金の活用事例」など、中堅・中小企業の生産性改革の向上に関する講演です。
新型コロナウイルスの影響でwebライブ配信となり、大きな会場には登壇者や司会の方など~10名ぐらいしかおりませんでした。
登壇者も無観客の中で公演しており聴いている人の反応が分からない為、大変そうな印象を受けました。
ただ、セミナーを中止にせずwebライブ配信でも聴くことが出来たのは、聞く側の人間としてはありがたい限りです。
一般企業においても、対面で打ち合わせというやり方だけではなく、オンライン(WEB会議)でも打ち合わせが出来る備えというのは必要だと痛感しました。
例えば、交通機関の影響で該当日時に対面で打ち合わせ出来ない。となってもオンライン(WEB会議)の打ち合わせをすることが出来ます。
最初セミナーに登壇した飲食店様はテレワーク&web会議、フリーランス(地元ではない都会の方との業務連携)、クラウド、データ経営(来客予測、店舗分析BIなど)という様に、これでもかというぐらいIT利活用されている印象を受けました。
色んな事が自動化され過ぎていて「未来の話をしているのか?」とも思ってしまいました。
その飲食店様は飲食店向けクラウドサービスの開発・販売・サポートを行う会社も設立しております。
また、何名か現場で働く飲食店スタッフがITエンジニアに転身しているとのことです。
・2016年11月入社 店長 → 2019年11月 CIO DBエンジニア
・2016年 4月入社 ホールスタッフ → 2019年11月 カスタマーサクセス プレゼンテーター BIエンジニア
実務経験があるITエンジニアはその業界において最強のITエンジニアだと思います。
さて、その次はクラウドサービスについての話です。
皆様はクラウド会計やWeb会議ツールを使いたい!しかし、色々なツールがあって、結局、どれを選べば良いのか分からない…と思ったことは無いでしょうか。
色んなツールがあり過ぎてSaaSカオスマップというのがあるくらいです。
https://boxil.jp/mag/a6570/
SaaSカオスマップを見ると、余計、どれを選べば良いのか分からなくなってしまいます。
確かに個々の業務はツールを使うことで便利になります。
ただ、労務管理→給与計算→会計という業務の流れで、連携が出来ていないと入力の二度手間、三度手間となり非常に面倒です。
「個々の力はありますが、組み合わせると実は連係プレーが苦手だった。」ということが起こりえます。
行政機関の方もITツールは増えていますが、業務が一気通貫で対応出来ていない。
というのは認識されており、ITツールの連携に関する支援事業が始まる様です。
私もITツール間の連携は課題だと認識しており、2020年はツールを連携する自作のAPI連携を作ろうかと思っていた程です。ただ、行政機関の支援事業も始まるとのことでITツール間の連携は支援事業の様子を見守っていこうかと思います。
また、ITツールの選定についても参考になるやり取りがありました。
Q. ITツールを選ぶにあたり、どのITツールがよいのでしょうか。
A. 正解はありません。何を重視しますか。
というやり取りがありました。確かにその通りだと思います。
例えば、クラウド会計にしても、経理担当が専任で記帳する場合、スタートアップ企業で経営者または担当者(経理ではない方)が記帳する場合でも選定が変わってくると思われます。
選定するクラウド会計が、今使っている他のITツールに連携出来るのか?も考慮する必要があります。
最後になりますが、ITツールを使ってみたい!しかし、どれを選べば良いのか?どう進めればよいのか分からない?という場合はお気軽にお問い合わせください。